三好美覚の理科の授業(血管(静脈)の観察)

中学理科2年

 筋力トレーニングをやっている男子生徒に声をかけて、腕立て伏せをします。

もちろん、教師も行います。この日のために、教師もトレーニングをやっておきます。

動脈と静脈については、心臓の血管のところで学びます。

 動脈とは・・・・・心臓から送り出される血液が通る血管

 静脈とは・・・・・心臓に戻ってくる血液が通る血管

 

  ※注意   動脈血とは・・・・肺で酸素をとり入れた血液で、あざやかな赤色

         静脈血とは・・・・からだの各部で酸素を失った血液で、黒ずんだ赤色

 

目立つ血管(静脈)を親指で押さえ、人さし指で手の方に強くしごきます。

また、逆に血管を人さし指で押さえて親指でひじの方にしごきます。

<実験結果>

●手の平の方向からひじに向かって指を動かすと

                  

    手のひら←  →ひじ

              何も変化がありません

 

●ひじから手のひらからひじに向かって指を動かすと

                  

   手のひら←   ←ひじ

               プクッとふくれました。

      

 上図のように一方は、プクッとふくれます。これはなぜ?

 についてみんなで考えた後、静脈には逆流防止の弁があることを話します。

 

<まとめ>

 静脈には逆流防止の弁がある。